nekoneko

イブラヒムおじさんとコーランの花たちのnekonekoのレビュー・感想・評価

3.7
孤独な少年👦モモと心優しいトルコ人の老人との交流を描くヒューマンドラマ

舞台は1960年代のパリの裏通り…
昼間から通りには何人もの娼婦が客引きをしている
父に愛されることなく孤独な日々を送っていた少年モモは13歳で貯金箱(🐷の貯金箱笑)を壊して初体験!
えぇ〜何これ!?と思っていたら 食料品店の老人👨‍🦳との出会いで「人生の術」を学んでいくという…

終盤はイブラヒムとモモのロードムービー
🇹🇷トルコの荒涼とした風景と街並みが楽しめます

映画の挿入歌が60年〜70年代?のロックやフレンチポップスで 私が聴いた事のある曲は数曲だけでしたが ノスタルジックでモモの心情と重なり良き✨(年代にハマる方にはこのサウンドトラックは熱いかしら?)

幸せだから笑うんじゃない
笑うから幸せになるんだ!💓

年齢も宗教の壁も乗り越えた2人の旅路と
大人になったモモも予想外だったけれど
ジンワリと温まる作品でした

パリの裏通りの「花たち🌸」はみんな魅力的👄✨
真っ赤なオープンカー🚘
朝8時から夜12時まで働く…アラブ人?(ちょっと前の日本人)

ゴミ箱がなくて散らかっている国は貧しい
しかり
足が臭わないと一人前じゃない(クレヨンしんちゃんのひろしを想像する私!笑)
ロレンス爺ちゃんの人生名言は次々と!

映画のヒョイ役にイザベルアジャーニ様が登場!え?
あちこち目👀が離せないシーンがありました

スローライフ求めすぎない生き方…
nekoneko

nekoneko