緑

薔薇と鞭の緑のネタバレレビュー・内容・結末

薔薇と鞭(1975年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

観客の想像力が試される作品。
タイトル画がクライマックス。

体の両サイドの床で音を出し、
直接体に鞭は打っていない。
そして鞭がかすりようもないところに痣ができる。
ラストはネグリジェだけが窓から落下。
随所で脳内補完を求められる作品だったことに
ラストまで気付けなかった。

薔薇園で薔薇を撫でろと言われているのに
いつの間にか中心に指を出し入れしていて笑う。
薔薇1本挿入して歩いて帰るという無茶ぶりがすごい。
どれほどの締め付け力があれば可能なのか!

夫婦の営み時に嫁の頭に浮かぶ
半裸の男性みっちりな祭りの様子と和太鼓。
特に和太鼓の音がその場で起きていることと
乖離しすぎていて面白かった。

緊縛指導として謝楽斉なるクレジット。
女体が全くきれいに見えない縛りばかりなのに!
特に嫁の写真が最悪。
あんなただ白い紐を数ヶ所ぐるぐる巻きにしているだけなんて
緊縛と呼べる代物ではない。
素人でももっとまともな仕事する。

あの赤ベレーの女性はなんだったのだろう。
緑