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ドゥ・ザ・ライト・シングのKotaのレビュー・感想・評価

ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)
3.2
“Always do the right thing”

あるブルックリンの土曜日。朝から気温は37度。汗も滴る暑さの中街では黒人達が思い思いの休日を過ごす。イタリア系白人親子が経営するピザ屋は黒人の街に合わないが今まで上手くやってきた。だが、この日は何か違う。

冒頭のダンスに度肝を抜かれたし、所々素敵な構図もあり最初の方は中々好きな雰囲気だった。1日を朝から辿っていく展開も大好きな“クラークス”に似てる。だけど多用されるダッチアングルショット(傾きショット)に終始何か胸騒ぎを感じ、後半は人種差別に対する重いメッセージを発する映画に。もう少し明るい感じを期待してたな。スパイクリー監督自身がめちゃ熱演してる。
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