熱い日が続くブルックリンで日々人が生活し日常的に差別が起こっていた
すげえスパイクリー監督の映画は初めて見たんだけど凄い好みだった
配色の使い方、食べ物のチョイス、服のセンス、言葉の使い方、どれもアメリカンで暴力的で時に切ない
この映画、始まりから終わりまで「暑い」の一点張りで、役者の汗とか熱気とかが画面から伝わってきて、暑さから人々にエネルギーが加えられて常にイライラしてる状態なのもとても人間的で、最後の爆発的なシーンにうまく繋がっていたと思う
差別がテーマになっているんだけど、少し前に起こった事件とほんとにリンクしてて非常に親和性が高い
自分とは違う人間と、その誰かを比較して、もともとは同じ種族なのに無駄な争いに展開してしまう、それが「暑さ」という表現がなされてたのは非常に映画的だった
好きな映画になった、夏映画ですね