円柱野郎

インデペンデンス・デイの円柱野郎のネタバレレビュー・内容・結末

インデペンデンス・デイ(1996年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

オープニングからいきなり「スター・ウォーズ」「コンタクト」のパロディ(オマージュ?)で始まり、全体的に過去のSF映画を意識したような構成が目立つ…だがそれが良い。
「米国人はこんな話が好きなんだろ?」と見透かしたかのような、ドイツ人のエメリッヒ監督と脚本のディーン・デヴリンが作ったこの話はとにかく色んなSF映画の要素がてんこ盛り。
そのエッセンスの抽出が上手いよね。
それでいて流れが破たんしたパロディ映画ではなく、大まかな流れとして「宇宙戦争」を感じさせつつも、現代的解釈の(元ネタを知らなくても楽しめる)オリジナルストーリーとして3日間の出来事“遭遇”“敗北”“反攻”をテンポよくまとめているのだから大したものだと思う。
もちろんご都合主義なところ(特にコンピューターウイルスのくだり)もあるものの、観ている間は勢いに押し切られてしまうし、そもそもそこは「宇宙戦争」のパロディなのだから野暮なツッコミは控えておきます。

描かれる映像の規模は凄まじく、大都市を覆う規模のUFOのビジュアルインパクトは強烈。
都市を焼き尽す爆炎のシーンやF/A-18と小型UFOとの空中戦は特撮映画としてのクオリティも高く、見応えバッチリ。
とかく規模的にやり過ぎなくらいだがw

主要登場人物は政治の長・技術者・軍人・市井の人と多めだが、場面転換が適切なので混乱しない。
それぞれに見どころも用意してあるし、何と言ってもビル・プルマン演じる大統領の演説シーンはこの映画の白眉だよねえ。
強大な敵が現れ、人類が一つに結束して反撃に出る。
とにかく熱い!
俺はアメリカ人じゃないが、こういう話は大好きなのです。