福福吉吉

インデペンデンス・デイの福福吉吉のレビュー・感想・評価

インデペンデンス・デイ(1996年製作の映画)
3.5
世界各地で突如、巨大な宇宙船が空を覆い、人類はその存在に圧倒され、目的が分からず混乱に陥る。アメリカのテレビ局の技師であるデイヴィッドは衛星通信のノイズが宇宙人の信号であることを知り、デイヴィッドは元妻を通じて大統領に伝えるが、宇宙船からの攻撃が始まってしまう。

フィルマークス内で地球の破壊者として有名なローランド・エメリッヒ監督の手腕が存分に振るわれており、迫力のある映像で地球の主要都市が破壊される様子を描いています。

ストーリーにアメリカの都市伝説である「エリア51」に宇宙船や宇宙人を隠しているというネタを事実として使っていて笑いました。子供の頃、UFOのテレビ特番を観て楽しんでいたことを思い出しました。

世界の主要都市が破壊され、少ない戦力を集結して危険な作戦を実行して地球を救うというとても分かりやすいストーリーで、主要人物も個性的で少ないので分かりやすいです。但し、各登場人物を深く描いていないため、心に伝わってくるものが少ないです。また、世界規模のはずなのに、アメリカ国内の身近な繋がりだけで世界を救ってしまうご都合主義なところはありますが、そこはご愛敬というところですね。

とにかく何も考えず最後まで楽しく観ることのできる作品でした。細かいことは気にしたら負けな映画です。

鑑賞日:2022年11月10日
鑑賞方法:BS/CS ムービープラス
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