べーやん

きつねと私の12か月のべーやんのレビュー・感想・評価

きつねと私の12か月(2007年製作の映画)
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さすがリュック·ジャケ!!!な、美しい自然や動物の描写でした。自然の音が澄んでいて深呼吸したくなっちゃう。

物語というよりは、少女の視点で綴られたドキュメンタリーといったかんじ。
生き生きと描かれる動物たちはかわいいし、きつねに片思いしながら森の中を走り回る主人公の女の子もかわいい。

人間の所有欲、それによる影響も描かれていて、切なさもある。動物はそれぞれ生きる場所が違う。仲良しになったと思っているのも人間の勝手な思い込みだったりもする。ただのきつねと少女の感動物語ではなく、結構現実的な物語でした。
「好き」と「所有する」のは違う。