是枝裕和監督作品です🎬
「散り椿」を観たので、本作を再鑑賞しました👀
DVDの英語字幕で観ました🔤
父親の仇を討つために江戸へ来て貧乏長屋に暮らす青木宗左衛門⚔️
約2年をかけて仇討ちの相手を探し当てるも、彼には大きな問題があった...それは剣術の腕がサッパリだということ😞
そして向かいに暮らす子連れの未亡人・おさえとの交流を通して、「人を憎むこととは?許すこととは何か?」...宗左衛門は仇討ちをすることに疑問を持ち始める🤔
キャスティングの妙が、貧乏長屋で暮らす人たちの生活にリアルさを加えています。上島竜兵や千原せいじの演技は、ほとんど地で行ってますね😊
また、天然が少し入った感じの宮沢えり...貧乏長屋で紅一点のような存在も良い👍
そうした市井の人たちと日常的に交わされる軽妙なやりとりをベースに、仇討ちのない人生を模索し始める主人公の姿が描かれます🎞
(そりゃ、美人の後家さんを前にして、仇討ちのようなリスクを犯したくないよねェ、普通は😊)
そして規則だらけの武士の世界よりも、人間らしくたくましく生きる庶民の暮らしの素晴らしさに気づいた時、彼は長屋の住人たちと一世一代のカラクリを仕掛けるのですが...💡
侍のしがらみから脱却した宗左衛門の姿が、赤穂浪士の討ち入りと対照的に描かれるラストは、さすが是枝監督の手腕ですね👍
「散り椿」を鑑賞された方に、ご覧になって頂きたい作品です👀