ほしの

エボラ・シンドローム/悪魔の殺人ウィルスのほしののレビュー・感想・評価

4.3
冒頭に殺人シーンの後、鏡を見て自分の髪型を整える行為や、「何してるんだ」と聞かれ「殺人だ」と返すところが最高にカッコいい。

最後の方の八つ当たりみたいにエボラウィルスを撒いていくところもいい。なめんなよ、ということ。それにしてもガサツ マックスな奴だったなぁ。

途中は、アフリカでの似非モンド感や人肉バーガー、グログロの壊死、落ち着きのないセックスなど、しっかりおもしろポイント盛りだくさん。中でも口腔の主観ショットからのエボラウィルスが感染するかどうかのヒヤヒヤはヘンテコ具合強め。ヘンテコ過ぎてヒヤヒヤはしなかったけど。カエルの調理のための包丁での解体もちょい長めで良かった。(そういえば、この前大量のカエルを煮込んだクリームシチューと焼き鳥ならぬ焼きカエルを食べる夢を見たことを思い出した。鶏肉みたいで美味しかったけど目覚めは悪かった、、、)

汚サービスでたくさんもてなして頂きました。「バカは風邪引かない」映画の極北としての、「スーパーガサツサイコパスバカはエボラも平気」映画という難病モノ。人に迷惑をかけるとはああいうことをいうんだと、特にラストシーンで思いましたイェーイ。
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