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ミセス・ダウトのOSHOのレビュー・感想・評価

ミセス・ダウト(1993年製作の映画)
3.8
1993年、ロビン・ウィリアムズ主演映画。

100%コメディに振り切ってるのが良い。
100%コメディなのに、ラストはほろっとなって感動もする。

声色のレパートリーが多いところ、
優しい雰囲気を醸し出すところ、
当然、演技の上手さも含めて、
ロビン・ウィリアムズありきの映画。
決して名作ではないけど、ロビン・ウィリアムズの代表作と言ってもいいくらい、ロビン・ウィリアムズが輝いていた映画だった。

そのロビン・ウィリアムズの役は、子煩悩の売れない役者。特技はいろいろな声を出せること。そして、妻によれば、まじめなこと以外は何でもできる人。

離婚してしまうも、裁判所は、女で定職のある妻に当然のように親権を与える。
元妻がベビーシッターを募集するのを知り、ロビン・ウィリアムズが女装して元の家に潜り込むというストーリー。

よくできた女装なので、妻や子どもたちに気づかれないのも不思議ではなかったし、
夫(父)とバレそうになったときは、少しハラハラもした。

いま観ても面白いけど、30年前はアメリカでも男女差が今よりはっきりしていた時代だから、当時、観ていたら、もっと面白かったと思う。

とにかくロビン・ウィリアムズの演技が素晴らしすぎる映画でした。

※ロビン・ウィリアムズの七色の声色が素晴らしい映画だけど、吹替版は山寺宏一さんが演じてるのか…。私が観たのは字幕版だけど、山寺宏一さんが演じてるのなら、吹替版も観てみたいと思いました。
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