湯林檎

ミセス・ダウトの湯林檎のレビュー・感想・評価

ミセス・ダウト(1993年製作の映画)
3.9
色々あってちょっと間が空いてしまい久しぶりの映画鑑賞💦

前置きはこのくらいで。映画自体は常に楽しいだけでなく普遍的な家族の問題について描いた良質な作品だった。
ロビン・ウィリアムズの演技は言うまでもなく変幻自在で俳優、父親としてのダニエル、そして家政婦としてのミセス・ダウトファイアを見事に演じ分けておりこの演技を観るだけでも一見の価値あり! 脇を固める妻役のサリー・フィールドや2人の子供を演じた子役達も複雑な状況で揺れ動く姿を自然な姿で演じていて良かった。

細かいストーリーの箇所についてはツッコミどころが多いものの、家政婦のダウトファイアとして働きながら家事や育児を身につけて家族と接する大切さを学んでいく主人公ダニエルの直向きさが心に響いた。
現代となっては父親と母親の役割はそこまで違いはない気がするけど、それでもお互いの大変さを理解するのは簡単ではないと思う。現実的には身も心も偽装して仕事をしたら違法だけどたまにはお互いの立場や考え方を尊重することが大切だと感じた。

週末に心温まる素敵な映画を観れて良かった🎶
湯林檎

湯林檎