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弥次喜多道中記のhummingbirdのレビュー・感想・評価

弥次喜多道中記(1938年製作の映画)
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作品中のクレジットでは脚本・原作は小国英雄。「女賊と判官」「江戸っ子判官とふり袖小僧」「盗賊と判官」などにリメイクされたオリジナルがこれかも。

「鴛鴦歌合戦」ほど歌が中心ではなく、弥次さん喜多さんのロードムービー。

コミカルな場面・泣かせる場面もあり、盛りだくさん。見せ方もうまい。古賀正男作曲の昭和っぽいメロディを使ったミュージカルは珍しくて、楽しい。

オープニングの捕物の場面や、中盤の役者さんの救出場面など、長回しもうまい。カット割の場面は、一つ一つのカットはまだ長めのような気がする。

お白州で志村喬が、千恵蔵の奉行ぶりをすごくうれしそうに見てたので、あの結末にがっかりしただろうなと思うと、そこだけ気になる…
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