スターシップ・トゥルーパーズの作品情報・感想・評価・動画配信

スターシップ・トゥルーパーズ1997年製作の映画)

STARSHIP TROOPERS

製作国:

上映時間:128分

ジャンル:

3.7

「スターシップ・トゥルーパーズ」に投稿された感想・評価

これが最高のバーホーベン!その監督の何が最高傑作かは人によって意見が分かれると思います。ボクにとっては、この『スターシップ・トゥルーパーズ』が最高傑作です。原作はロバート・A・ハインライン『宇宙の戦士』です。

バーホーベン監督作品の特徴といえば、以下の三点だと思います。
👍謎のマシーン
👍いい感じの特殊メイクと特殊効果
👍マニアックなんだけどエンターテイメント

本作『スターシップ・トゥルーパーズ』はこの特徴が見事にアップデートされているのが凄いと思います。本来はB級監督なんだけど、しっかりA級が板についちゃったよ!という感じ。

🤩謎のマシーン→カッコいいマシーンにアップデート

バーホーベン監督作品のマシーンはめっちゃカッコいい(ロボコップ/ロボコップの使うオート9など)のと、めっちゃ微妙(トータル・リコールのタクシーやドリルマシーン)なのに分かれます。今回はカッコいいのしか出てこない!敵の🕷バグ🦗やマシーンのデザインを担当したのがスペシャルエフェクトのAmalgamated Dynamicsでした。『トレマーズ』もAmalgamated Dynamicsでしたね!

マシーンに関してはあまり自己主張の激しくないデザインがいいんでしょうね。過去の作品は頑張りすぎた。一方で敵である「バグ」のデザインは素晴らしい!特にラスボスは『DUNE/砂の惑星』の🐛宇宙船をワープさせる昆虫🐛っぽくて好きでした!(ワームじゃないよ)

🤩いい感じの特殊メイクと特殊効果→キレッキレの特殊効果

特殊効果を担当したのが『ロボコップ』でも組んだフィル・ティペットでした。そのフィル・ティペットは間に『ジュラシック・パーク』を挟んだことで、その技術が大幅にアップデートしたんですよ!

フィル・ティペット自身は🦖レイ・ハリーハウゼン🦕に憧れて映画界に入ったくらいなので、元々はストップ・モーション・アニメーションの人なんです。『スターウォーズ/帝国の逆襲』の「AT-AT」とか『ロボコップ』の「ED-209」とか。手作り感が溢れる古き良きSF映画。

その世界を一変させたのが🦖『ジュラシック・パーク』🦕だったのですが、フィル・ティペットもストップ・モーション・アニメーションの技法をコンピューターグラフィックのアニメーションにも活かすように参画したんですね。そこで学んだことが、この『スターシップ・トゥルーパーズ』にもしっかり反映されています。だから、🕷バグ🦗の動きって『ジュラシック・パーク』の恐竜っぽいでしょ?

🤩B級なんだけどエンターテイメント→A級なんだけどマニアック

バーホーベン監督はずっとB級とA級の間を生きる監督だったと思うんですよ。マニア心をくすぐることのできるヒットメーカー。でも、それほど深みはない。だから、スタンリー・キューブリックにはなれない。小手先の演出にニヤニヤしちゃうけど、浅はかさは否めない。無茶やるんだけど、良く言えばヒットメーカーとしてのバランス感覚を持っている。

そのバランス感覚という名の「リミッター」を外したのが本作だと思うんですよね。『ロボコップ』や『トータル・リコール』と比べて、しっかりと批判性が板についている。例えば、『ロボコップ』でもテレビのニュース番組が間に挟まっていました。今回だと軍隊のプロモーションビデオですよね。手法としては同じなのだけれど、プロパガンダに対する批判性は今回の方が明確だし効果的です。

あと、時代もあるのだろうけど、スプラッターの使い方も自然です。以前の作品だとクロースアップで「どうだ!こんな凄いことやってるんだぞ!」と自己主張の強いグロ映像でしたが、『スターシップ・トゥルーパーズ』では引き気味にグロ映像を捉えています。引き気味の映像って客観視なんですよね。クロースアップだと「うわ!キモい!」なんだけど、ロングショットだと「え?人が真っ二つになっちゃった?え?ヤバい?」になる。戦争やテクノロジーに批判性を持たせるのであれば、同じグロ映像でもロングショットの方が効果的なんですよ。
shaw

shawの感想・評価

3.6
記録漏れ

 かなり前に午後ロードで見たのをよく覚えている。この映画を見たことを思い出すとなんだか懐かしい。

 セットっぽいいかにもなSF作品で、こういう娯楽活劇は最近また見たくなる。

 戦争を皮肉ってると分かったのは見てからしばらく後。ヴァーホーヴェン作品って、気づかないうちに誰しもが一度は見てるんじゃないか、そんなイメージ。だって、氷の微笑でしょ、インビジブルでしょ、トータル・リコールでしょ、それにこれ。ロボコップも。
あおき

あおきの感想・評価

3.5
一昔前の年代を皮肉った映画って割とプロパガンダとか洗脳矯正の風潮が強い印象を与えられる様に作られた作品が多いように感じるけど、当時を皮肉っている時点で実際はそんなことなかったんだろうに映画のイメージに引っ張られてしまって、且つファンタジー要素で遠い存在であるかのように見せられることで自分が生きていない時代のことなんてほとんど知らないのに軽々しく卑下してしまっている自分がいて嫌だな
この映画はブレインバグのデザインを見るためだけに観た
誰がデザインしたんだろう
「いい虫は死んだ虫だけ」

戦争、ファシズム、軍国主義への皮肉や嘲笑が随所に見えるが、そんなことはどうでも良い
愛すべきバカ映画
プロ馬鹿ンダコメディ
どうせ面白くないだろうと観てたけど意外と面白かったw
ブラックユーモアも織り混ぜつつ最後はしっかりハッピーエンドで終わった!
主人公が誰が死んでも泣かない強い精神過ぎてその辺りどう観ればいいのか分からなかった笑
映像も思ったよりも作り物感が無くて楽しめた✧
Ryosuke

Ryosukeの感想・評価

4.2
一見クソなSFアクション

公開時には非難を浴びて全く売れなかった

しかし、

おもしろおかしく戦争を皮肉り
ブラックな部分も冴える

映像もそれほど悪くなく良かったし
ラブロマンスをガチゴチにいじっていたのも面白かった

いかにもなハッピーエンドも最高

戦争をうまく表現している点も高評価

とにかく興味深い作品だった
すずき

すずきの感想・評価

4.4
宇宙船のワープ航法技術が確立し、他の惑星の探索もある程度進んだ未来の地球。
そこでは民主主義は既に崩壊し、軍部による統制がされた統一軍事国家となっていた。
宇宙ではクレンダス星の危険な巨大昆虫型生物・バグズが、その生息領域を他星へと広げていき、人類とも戦っている最中だった。
高校生のジョニーは、恋人カルメンと親友カールが軍人への道を歩んだ為、自分も軍隊に入隊する事を決める。
カルメンは宇宙船パイロット、カールは超能力の素質がある為に上層部へのエリートコース、しかしジョニーは歩兵部隊へと配属となった。
ある日、地球はバグズの攻撃により、隕石が落下する。
連邦政府はバグズへの全面戦争を宣言し、クレンダス星へと総攻撃を仕掛ける。
故郷を壊滅させられたジョニーは怒りに燃え、前線部隊へと志願する…

監督はポール・ヴァーホーベン監督で、「ロボコップ」と同じく、容赦ない肉体破壊と、ブラックな笑いと風刺が楽しめるSF作品。
劇中世界のテレビCMを挟む事で世界観を説明する手法も「ロボコップ」と同じ。

未来の地球は男女差別や人種差別こそなさそうだけど、軍隊経験者以外は選挙権が無い、かなり極端な軍事国家。
しかし民主政治が限界を迎え崩壊した後の時代になれば、現在とは価値観も変化してるだろうし、一概に間違ってるとは言いえないのかも。
しかし現代から見れば、それはやはり異常で物騒な国家で、劇中でもCMのプロバガンダ映像などで、その危険性をブラックに風刺している。
元々は将来の夢も国家への帰属意識も持たなかった青年が、なんとなく入った軍隊で、故郷の壊滅や仲間の死を経験し復讐心に燃え、やがて一人の「軍人」になる、という映画全体の筋書きもプロバガンダ的だ。
(余談だが、藤子F不二雄先生の短編「裏町裏通り名画館」の劇中劇「ヌター・ウォーズ」にも似ている。それが意図する所は同じ)

しかし、そんな冷笑的な意図とは裏腹に、実際見てるとかなり燃える!
人体破壊ゴアシーンも沢山あるし、バグズのCGも質感がリアルで、戦争映画としてもかなり作り込んでる。
全体主義国家の悲惨な戦争のはずなのに、ラストには我ら人類の勝利!地球連邦万歳!って思えてしまう。
先述の社会風刺の感想と真逆の感想だが、それを同時に感じてしまうのは、監督の力量が為せる技か。
監督が風刺抜きで、本気でプロバガンダ映画を作ったらヤバそうだな。

ちなみに吹替版で鑑賞。
一番良かったのは、CMのナレーターの声を広中雅志さんが担当している所!
そう

そうの感想・評価

4.5
ダサい笑
きょう

きょうの感想・評価

3.5
【ぶっ飛んでる虫たちとの戦い】

その壮絶なバトルには慈悲はないのである。笑
この映画自体がもうぶっ飛んでいて、むしろリラックスして観れました(笑)

演習中に仲間がぶち抜かれたり、
急に虫にぶっ刺されたり笑

その豪快さに惹き込まれること間違いなし😂
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