すでにジャケットの時点で良き。
1981年制作でノンCGと聞けば、今と比べてけっこうお粗末なもんかと想定していたけどすごくよくできてるとSF素人目にも思います。
のっけがいいわよね。「関係無い映像流してんじゃねーよはやくエイリアンよこせや」と少し怒るんだけど、「デデン・・・デデン・・・」の不穏なBGMのおかげで3秒くらいでもう引き込まれてました。しかも「エイリアン」ではなく”The Thing”ですね失礼しました。
誰がThe Thingなのか、疑心暗鬼になった人間模様、秀逸なラストなど今見ればまあそんな特段珍しくないけど、魅力がいっぱい。
ツッコミどころもちょこちょこあるけど、まったく嫌いにならない。うまーく乗せられました。