じょり

遊星からの物体Xのじょりのレビュー・感想・評価

遊星からの物体X(1982年製作の映画)
5.0
①血液テストのシーンで叫ぶor目を瞑るor再生機器をオフにする確率 70%
②THING本体をデザインし製造したボッティン氏や、フィルムの逆再生を用いて触手が絡む動きを映像化した撮影スタッフらへの感動度 128%
③ラストの1人で戻ってきた◯◯は感染していたと思う方の割合 54% …(ヤツは感染してたと私は思います)

中学くらいに途中まで見たのですが電気蘇生のカットでギブした気がします(笑)
あんなところで注意を逸らされたら一撃喰らいますよね。
この監督は余分なセリフとかないんで、画面を注視するだけでグングン話が面白く進むこと、いやーこちらが疲れるほどすごい完成度◎
また、実在して人類もいくらか既に取り込まれているような生き物の造形が絶妙でした。固定形じゃないのが◯ボッティン氏らを使ってなければここまでの評価とはならなかった気がします。
最後のアイツに渡した瓶の中身は酒じゃない(ガソリンか軽油ではないかと)からマクレディがニヤっとしてたのではないかと思っております…飲んでたでしょアイツ。

冒頭のハスキー犬ダッシュ、「南極物語」を思い出しました。K.ラッセルを高倉健に代えて邦画版のキャスティングをイメージしたり、血液テスト場面をマイケル・ベイが監督したらこんな感じになるのかなと想像するのが、他の映画鑑賞後でも同じですが、個人的に楽しかったりしてます。
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