映画の味方あっつマン

遊星からの物体Xの映画の味方あっつマンのレビュー・感想・評価

遊星からの物体X(1982年製作の映画)
3.9
約10万年前、宇宙から飛来した巨大UFOが地球に引き寄せられ、大気圏で炎に包まれながら南極へと落下した。1982年、UFOを発見した南極観測隊のノルウェー基地が全滅。やがてノルウェー隊の犬を媒介にしてアメリカ基地に未知の生命体が侵入した。それは次々と形態を変えながら隊員たちに襲いかかる——。

原作はジョン・W・キャンベルの「影が行く」。それを1951年にハワード・ホークスの製作で「遊星よりの物体X」(The Thing from Another World)として映画化。

さらに、1982年にジョン・カーペンターが「遊星からの物体X」(The Thing)としてリメイクしたのが本作だ。原作は読んでないが、ホークス版よりも、本作の方が原作に近いと言われている。

エイリアンに寄生された人のグロいデザインが秀逸。

人に寄生して擬態する地球外生命体の映画は、本作の後に類似作がたくさん出て来たが、初期でここまでの物を作られると、続く作品はなかなか超えられない。

小さい時に観てたら、絶対にトラウマになってた…。