ドゥ・ザ・ライト・シングの作品情報・感想・評価・動画配信

「ドゥ・ザ・ライト・シング」に投稿された感想・評価

貝崎

貝崎の感想・評価

4.0
灼熱のブルックリンの温度感がジリジリ伝わってくる。暑くて、臭くて、苛立って、働きたくねーーー。音楽聴いて、ピザ食って、チルしてたい。日本には存在しない空気感が心底羨ましい。
基本的には陽気で平和でダラついた空気が流れてるけど、意識の奥に根付いてる人種間の対立がリアルでピリッとする。

今タイムリーで起こっているBLMとまったく同じ事件が取り上げられている。いつの時代でもこうした黒人差別の体制を変える為に彼らは闘ってきた。
エンディングでキング牧師とマルコムXの言葉で、暴力に頼ることへの賛否を問われる。私はキング牧師に同意派だけど、実際この時代において、彼らの体感として、暴徒化することで抵抗する方法しかなかった現実があったかもしれないことは理解したい。暴力が良くないことだなんてバカでもわかる。

ブラックカルチャーの恩恵を受けてない人間なんているのかな?少なくともこの映画を観た人はカルチャーの体験もしたかったはず。遠い日本ではどんどん過去のニュースになっていきがちだけど、今世界が変わろうとする瞬間に当事者として立ち会いたい。
今見るべき映画だと思い鑑賞。
実によくできた人種差別映画です。
黒人を一方的な被害者として描くのではなく、白人、イタリア人、韓国人を同じ街の中に登場させることで、人種の平等性をよりフラットに、複雑に描いています。
カラフルな色使いがテーマを表していますね。

見てからしばらく時間が経っても心に深く残ります....
サ

サの感想・評価

-
胸が痛かった。
じりじり伝わる暑さに彼らの怒りやイライラも伝わってくるようだった。
憎しみの中に隠れていた小さな愛に誰も気が付かなくて、結局は大きな憎しみに支配されてしまったんだなぁと思った。
人種差別批判だけでなくそれによって暴徒化してしまった彼らに対する警鐘も兼ねられていてすごいなぁと思った。
ラストのキング牧師とマルコムエックスの対比もささりました。
観てよかった。
Tom

Tomの感想・評価

3.0
Fight the power!!!
ぷん

ぷんの感想・評価

4.8
熱い日が続くブルックリンで日々人が生活し日常的に差別が起こっていた

すげえスパイクリー監督の映画は初めて見たんだけど凄い好みだった
配色の使い方、食べ物のチョイス、服のセンス、言葉の使い方、どれもアメリカンで暴力的で時に切ない

この映画、始まりから終わりまで「暑い」の一点張りで、役者の汗とか熱気とかが画面から伝わってきて、暑さから人々にエネルギーが加えられて常にイライラしてる状態なのもとても人間的で、最後の爆発的なシーンにうまく繋がっていたと思う

差別がテーマになっているんだけど、少し前に起こった事件とほんとにリンクしてて非常に親和性が高い
自分とは違う人間と、その誰かを比較して、もともとは同じ種族なのに無駄な争いに展開してしまう、それが「暑さ」という表現がなされてたのは非常に映画的だった

好きな映画になった、夏映画ですね
eatinspace

eatinspaceの感想・評価

3.9

差別はだめ、と簡単に片付く話ではないと思った

過去の出来事からある潜在的な意識を変えて共生に繋げることはとても難しいことだと感じたし、当事者にしか分からないことがたくさんあると思う。
お互いの違いを認め合って共に生きることは難しいと思った。
だからこそ様々な事を知って、考えて、意識を変えることが大切なんだろうな。
結構昔の作品だけど、起こってることは今となんら変わらない。
街の人々が過ごす日常は、どこかで差別が垣間見えるけど、白人、黒人の交流も交えながら割と緩やかに描かれている。
でもちょっとしたかけ違いで白人、黒人は分かり合えないのだと浮き彫りになる。
差別が憎しみを産んで、その憎しみが新たな差別を生む。
差別が消えず、そして加速していく過程を目の当たりにして、衝撃が止まらなかった。
サム

サムの感想・評価

3.5
実際その場にいるような臨場感で観ていて
飽きなかった。
市長よかった。。。
ショウT

ショウTの感想・評価

3.0
80年代後半のニューヨークの街並みや車やファッションと日々の暮らしが見れてよかった。
それぞれの人種がそれぞれの考えを持ちながら時に衝突しあいながら暮らしていた。
お酒飲みながらで途中から寝てしまったので再度見るつもり。
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