「ワルキューレの騎行」をBGMに、密林の上を飛行するヘリコプター軍の映像があまりにも有名だが、初鑑賞。
まずは、役者たちがみんな若い!
マーチン・シーン、甘い顔。この数年後には、息子エミリオ・エステベスが若手俳優として活躍するとは思えないくらい童顔じゃない?
ロバート・デュバル、クレイジー!びっくり!これが噂のキルゴア大佐か。「朝のナパーム弾のにおいがたまらない」。
デニス・ホッパーはいつも通り。笑
えーっ?これ、ハリソン・フォードだよね?ちょい役。
ラリー(ローレンス)・フィッシュバーン、細っこい、まだ少年。
スコット・グレン名前あるけど、どこに出てたの?サーファー?
マーロン・ブランドはいつも通り。笑
まあ、そんなふうに楽しみつつ。
前半は、動的で陽性の狂気。
後半は、静的で陰性の狂気。
戦場が人を狂わすのか。
人はもともと狂っているのか。
それだけは十分に感じた。
十代の兵士が戦場に送られていたのか。
狂わなければ、やっていられない。
森も人も焼き尽くすシーン、
老若男女問わず無差別の殺戮シーン、
現実だったんだろう。
が、なぜカーツ大佐がああなったのか、
なぜ人々が彼に心酔し従うのか、
わからなくて、何も理解できなかった。