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地獄の黙示録のmayaのレビュー・感想・評価

地獄の黙示録(1979年製作の映画)
4.5
これは...なんの映画になるんだろう...
映画でしかできない表現をできている映画ほど、「主題」は文章化できなくなると思うのだが、本作はまさにそれ。
途中までは戦争モノだと思ってたけど、カンボジアについてからは、カルトの色合いの方が強くなる。マンソンのシャロンテート事件が出てくるあたりからして、「1969以降アメリカ」のコッポラなりの表現に感じる。同じテーマで最近タランティーノが「ワンハリ」を撮っているので、それも併せて楽しめました。
「二つの波」や最後のシーンは絶対十戒オマージュだよね、ということと、コッポラは男性を光の当て方でエロく撮るのが大変すばらしいですね、というところまでは、なんとか理解できたところです。
作中出てきたどの女性陣よりも(全員わざわざ薄っぺらかったなぁ、、プレイメイトとか未亡人フレンチとか)ウィラードがいちばんエロく撮られてるの、「満点」って感じだ。
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