Atomy

悲情城市のAtomyのレビュー・感想・評価

悲情城市(1989年製作の映画)
3.3
こんな玉音放送の使われ方は初めてみた。

台湾を舞台に、戦後の混乱を取り立てて一つのストーリーに絞らず、描いている。

群像劇だし、説明が少ないので、分かりづらい。ただ、それが時代を切り取っている感じがする。そこに住んでいる人々がどのように暮らしていたのか。家族がどんな思いで待っていたのか。


公共放送がその時局を教えてくれて、時代が移っていくのがわかる。


この監督の作品を見るのは初めてだった。地味だけど、とても情緒がある。

きっと、台湾にもわびさびがあるんだと思う。