円柱野郎

チーム★アメリカ/ワールドポリスの円柱野郎のネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます


世界警察“チームアメリカ”の活躍を描くトンデモ人形劇。

アメ~リカ~!ファ〇ク イェ~!!♪
「サウスパーク」のトレイ・パーカーとマット・ストーンが作っただけあって、まあ右も左もノリノリでぶった切るが、痛快痛快!
冒頭、チームアメリカが活動すればするほど街が破壊されていく様は皮肉でしかないけど、そこに世界情勢を憂いた深いテーマのようなモノが有るのかというと、俺はそこまでは無いと思う。
なにせそれらに批判的な人たちの事もこき下ろしてるからね。
そこにあるのは中立的な感覚で、「平和を乱すテロリストはクソだし、世界警察を標榜しつつ報復の連鎖を生んでるアメリカ軍もファ〇クだ、だが綺麗ごとばかり言うやつらはカマ野郎だ!」って感じ?w
そんなニュートラル(?)な思考で世の中をからかった“男の子の人形遊び”とでもいうか、彼らが面白いと思っているモノを、子供のような心で大人が作った遊びの映画かなと。

それを本気の長編パロディ映画として作ってしまうのだから、やはりすごい。
見た目からしてそのものズバリ「サンダーバード」のパロディ(クォリティが高い!)だけど、随所に「007」「スター・ウォーズ」「マトリックス」等や米国映画のお約束を小ネタとして挟んだ上でストーリーも流れるようにスムーズ。
下ネタも多いし基本的に下品だが、下らないことを本気でやっているところが良いよ!

所々ミュージカル仕立てなところもトレイ・パーカーとマット・ストーンらしい。
(独裁者の孤独を歌った“I'm So Ronery”はなかなか深い。)
ほんとに映画が好きなんだろうなあ。
だからこそ「パールハーバー」とマイケル・ベイへの集中攻撃も笑えるし、諸々の俳優に似せた人形をこっぴどく惨殺するのも悪趣味なのに面白い。
当人達には無許可なんだろうけど…それにしてもマット・デイモンの扱いには爆笑させてもらいましたw