氷雨水葵

シャーロック・ホームズ シャドウ ゲームの氷雨水葵のレビュー・感想・評価

4.1
2022年リライト43本目

ガイ・リッチー監督つながりで

◆あらすじ
名探偵シャーロック・ホームズ(ロバート・ダウニー・Jr)は、世界各地で発生している連続爆破事件の裏に、天才的な犯罪者モリアーティ教授(ジャレッド・ハリス)の存在を感じていた。

一方、相棒ジョン・ワトソン(ジュード・ロウ)は、妻メアリー(ケリー・ライリー)と新婚旅行に出かけていた。しかし、そんな矢先モリアーティ教授の刺客が現れ、ワトソンを狙う。

モリアーティ教授の陰謀を阻止するため、ホームズとワトソンは''影''との戦いを繰り広げる―――。

◆感想
前作で名前があがっていたモリアーティ教授がついに姿を現します!前作では馬車に乗っているシーンはあったものの、お顔は拝見できませんでした。ここにきて宿敵との対決ですね!個人的には、セバスチャン・モラン大佐が好きなので、活躍が多かったのは嬉しい。ヒロインのアイリーンは早々に退場しますが、ストーリーを考えると必要だった・・・。

前作よりも今作のほうが好きなのですが、理由としてはアクション要素が増えてて、モリアーティ教授とのバトルが面白かったからかな。滝壺(あれはライヘンバッハだったでOK?)に落ちるシーンはあっけなかったものの、それまでのシャドウゲームは演出として素晴らしかったです!天才同士の戦いってほんまにこんな感じなんかな。この時代にもあった酸素吸入器が伏線になったいたとは(笑)爆破シーンやワトソンが大砲を撃つシーンは、なかなか派手で、もはやミステリー映画じゃないところがいい!

思えば、序盤のカモフラージュのシーンもラストへの布石で、「敵を欺くにはまず味方から」理論だったっぽい?今作でもホームズに振り回されてるワトソン最高です(笑)列車から奥さん落とすシーンは笑いましたが、ワトソンはそれどころじゃない!女装してることにいろいろ言いたいことはありましたが、そのあとの流れが面白かったからよしとしよう(笑)こういうところでちゃんとコメディ要素あるのが、ガイ・リッチー監督のセンスの素晴らしいところ。

前作に引き続き、ホームズの実験台になるパグかわいい。

「THE END?」は期待していいのかな?
氷雨水葵

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