モールス

アバウト・ア・ボーイのモールスのレビュー・感想・評価

アバウト・ア・ボーイ(2002年製作の映画)
4.0
周知のことでしょうが、ヒュー・グラントがダメ男演じたら右に出る者はいないですね。この俳優さん独自の味があって、本当に退屈しません。
本作ではシングルマザーは口説きやすいと勘違いして、そんな彼女たちの会合でナンパをする不届き者ウィルを演じてます(爆)動機は不純ですが、あるシングルマザーの息子マーカスとの交流が始まると
ストーリーはなかなか面白くなります。ウィルがマーカス少年を見る目には温かみがありました。
人の良い部分に引かれての交流ではなく、お互いのダメな部分を認めつつの交流だけにクスッと笑わされます。ヒュー・グラントの普通っぽさが活きています。
コンサートではウィルがギターを弾いて、マーカスの歌をヘルプします。そのヘルプでコケたところが自然さがあって良かったです。
無理に笑いをとらない、自然に笑える良質コメディです☆
モールス

モールス