さとし

アバウト・ア・ボーイのさとしのレビュー・感想・評価

アバウト・ア・ボーイ(2002年製作の映画)
3.9
公開当時は何でギターが弾けるってだけでレイチェルは単純に許してしまうのだろうと思っていましたが、今回のネトフリでの鑑賞でようやくその答えを導きました。ウイルはマーカスを救ったんですね。

ロンドンに住むグータラの38歳ウイル(ヒュー グラント)は遊び人ライフを送っていたのですが、SPATというシングルマザーが互いを助け合うミーテイングに顔を出すようになります。そこで知り合ったスージー(ヴィクトリア スイフト)と意気投合しデートに誘うのですが、SPAT仲間のフィオナ(トニ コレット)の息子マーカス(ニコラス ホルト)も一緒にくっついて来ることになります。

主演のヒュー グラントの「ノッテイングヒルの恋人」とのギャップが良いですね。完璧な演技というよりパフォーマンスだったのではないのでしょうか?ニコラス ホルトは本当に凄い俳優さんになりましたね。彼も2015年になって「マッドマックス・怒りのデスロード」に出演するなんて夢にも思っていなかったでしょうね。新XーMENシリーズの若き日のプロフェッサーXも良いですね。母親役のトニ コレットはマーカスが靴を盗まれた後にタオルで拭き吹きしてる時の縁起が好きでした。あと結構重要な役にレイチェル ワイズが出てますね。

監督の二人はこの作品の後まったくちがう道へ進みましたね。なんか気の毒になって来ます。クリスが手がけるの「オペレーション フィナーレ」も見てみたいです。

ちなみにこの作品でヒュー グラントがマーカスに跡を追われながら買い物をしてるシーンで着てる上衣と同じのを持っています。ちょっと自慢でした。ただし、レイチェルの息子のアリーがマーカスと同じ学年にいながら素性を何も知らないと言うのは今となっては考えにくいですね。フィオナと二人で暮らしてるのを知らないとは・・・。

さて、明日いよいよ劇場に復帰します。
もう最近ストレスが溜まってるので、気晴らしに3本立てしたいと思います。

見るのは「億男」「イコライザー2」そして、「クワイエット プレイス」の3本です。お楽しみに!
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