ピッコロ

学校の怪談2のピッコロのレビュー・感想・評価

学校の怪談2(1996年製作の映画)
5.0
4月4日4時44分、誰も知らない授業が始まる

いやー、面白い!。何度観ても最高だ!。
前作よりもエンタメ性が強いため、2の方が好き。
ろくろ首のシーンは笑いが止まらない。

レビューを書く前に少し怖い話をします。
先日、前作のレビュー後この映画をクリップしクリップ数を見たら、なんと444クリップでした。嬉しかったけど、少し怖かったです。まさか、呪いなんてことはないよね。

あることがキッカケで4時44分で時間が止まった学校に迷い込んでしまった子供たちと泥棒一人。果たして、ここから抜け出すことができるのか。

前作のレビューでも書いたけど、この映画はホラーよりもファンタジー。あの頃を懐かしむ作品だ。子供向けに作られてるため、子供と観るのもよし、大人はあの頃の気持ちを思い出しながら観るのがいい。

前作同様、たくさんの妖怪が登場する。
このシリーズのマスコットキャラ、テケテケ(出番はあまりないが可愛い。)、動く二宮金次郎(ちょっと可愛い。)、ムラサキババア(怖っ!)、人面犬(誰が演じてるかは観てのお楽しみ)、兵隊幽霊(ムシ、キモッ!)、巨大昆虫標本(イマイチ)、踊る老夫婦(この映画で一番ロマンチックなシーン。その正体は・・・)、花子さん(このシリーズの花子さんはクール)などなど。

なかでも、一番の見どころは岸田今日子さんが演じるろくろ首だろう。
映画でろくろ首が観れるのはこの映画だけじゃないかな。かなり珍しく楽しいシーンだ。「返して、あたしの時計」と長~く伸ばした首が追いかけてくる。その首から逃げるシーンが非常にコミカルで面白い。

このシリーズおなじみのラスボス。今作は、巨大からくり人形。
前作同様、不気味な造形でワクワクする。

今回は子役についても書きます。
前田亜希ちゃん、かっ、可愛いー。
当時、同じくらいの年齢だったためスクリーンの彼女にときめいていた。
ただ、彼女の可愛さは続編の3で完全体となる。
天使って本当にいたのね。
彼女以外の子役たちも皆、いい演技してます。

今、観返してみると前半から伏線がたくさん張られてることに気づく。
最後は、ちょっぴり切なく温かい。

ニヤニヤしながら大笑い。最高に楽しい映画。
もう、大好き!。
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