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下妻物語のyuuのレビュー・感想・評価

下妻物語(2004年製作の映画)
4.0
時代設定も登場人物の濃さも最高に良かったです!

簡単な内容は、見渡す限りの田んぼが広がる茨城県下妻市。ロココ時代のフランスに憧れる17歳の超マイペースな少女の桃子は、大好きなロリータファッションをし、崇拝するブランドの本店がある代官山まで通い続けてる。
そんなある日、洋服代を稼ぐため有名ブランドの偽物を売り始めた桃子の前に、地元の暴走族に入っている同年代の少女のイチゴが現れる。根性の座った桃子を気に入ったイチゴは、それ以来、頻繁に彼女の家を訪れるようになる。
そしてイチゴと桃子には段々友情が芽生えてくるようになる。。というような内容でした。

ついこないだ『嫌われ松子の一生』を観てからどうしても中島哲也監督の作品を観たくなって、告白を観てから下妻物語を観ました!やっぱり今作も中島ワールドが凄いですね!
登場人物の1人1人の設定が濃いし、忘れられないような容姿してるのでとても面白かったです!
後は風景の色合いだったり、深キョンが投げ出されてスローになったと思いきや時間が巻き戻ったりと中島監督ならではの個性が今回もしっかりと表現されていたなと思いました!

土屋アンナさんのバカ正直で真っ直ぐなあのキャラクターがめちゃめちゃ合ってましたね。あと深キョンのナレーションが良かったのと、ロリータファッションがあそこまで似合う人深キョンぐらいですね笑笑。最高でした!
あと個人的に好きだったのは、阿部サダヲさんでしたね笑笑。あのリーゼント何!?って思うぐらい笑っちゃいました笑笑。
今回も上手く芸人さんを使っていて、とても面白かったし、良かったです!

下妻っていう地名が知らなくて、ずっとエロい言葉なのかと思って観始めたら、地名だと知ってビックリしました笑笑。

物語の進むスピードもテンポ良くいくし、カットの仕方とかもとても良かったので、非常に観やすくなっていると思います!
また、時代が平成ということもあってめちゃめちゃ懐かしい音楽、ファッション、物で良かったですね!

イチゴと桃子の友情がどんどん芽生えてきて、合うはずもなかったものがだんだん合っていくのがとても気持ちよかったし、なんか嬉しく感じてしまいましたね笑笑。
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