要人暗殺という無実の罪を着せられた凄腕のスナイパーが道中で出会った相棒と共に黒幕を追い詰めていくお話です。
主人公のスワガーがとにかく強くて、この人が活躍するアクションシーンは全部観てて爽快感がありました。
強さレベル的には往年の筋肉バカアクション映画に出てたシュワルツェネッガーやスタローンを彷彿とさせられたくらい。
また、可愛がってた飼い犬を殺されて主人公の怒りが増す辺りはジョン・ウィック以前に同じ様な展開のアクション映画ってあったんだ…と思いました。
スワガーの相棒になる新人FBI捜査官のニックも、最初ビビりまくってたのに射撃訓練の後、何だかんだスワガーの右腕として急成長してて驚きました。
あと、スワガーの戦友の未亡人サラを演じてたケイトマーラーが可愛いかったです。
いちおう本作のヒロインなのにも関わらず、作中ある男に暴行された様な描写があったのがけっこう衝撃的で、観終わってからも何かモヤモヤした気分になりました…
スワガーが最終的に法的には罪を逃れてしまった黒幕達にしっかりと私刑を行いヒロインと車で去るラストは、ちょうどシュワルツェネッガーのイレイザーみたいでスッキリしました。
往年の筋肉バカアクション映画が好きな人にオススメです。