せーや

エル・スールのせーやのレビュー・感想・評価

エル・スール(1982年製作の映画)
3.7
スペインの子供は
どうして天使ばかりなんだ…?

スペインのとある町で暮らすエストレーリャ。
8歳の彼女は好奇心旺盛で、父親が大好き。
そんな彼女は、ある時、父の秘密を知る。

この映画もどうやらスペイン内戦の
暗喩が込められているそうなんですが
祖父と父の対立の理由以外については
どこがその描写なのか全くわかりませんでした。
まだまだです。

さて。暗喩がわからないということは。
とにかくエストレーリャに癒されていたということです。
あ~…かわいいね…。
8歳のエストレーリャは娘に欲しい。
切実にね。

8歳のエストレーリャと
15歳のエストレーリャという
二つに分かれた時系列で描かれてるんですが
彼女の「心情」をひたすら読み解くしかない。

彼女が父に対して思うこと。
彼女が母に対して思うこと。

全て彼女は口に出すことはありません。
彼女が何を感じているのか。
それが映画になっています。

そしてもうひとつは「父」の存在。

エストレーリャを通じて
父親の陰が明らかになっていくんですが
彼もまた、謎な人間なんですね。

医者としてある程度成功してるけど
趣味は振り子を使ったダウジング。
この子にしてこの親あり、ですね。

シンプルに見えて
とても難しいお話です。

とりあえず、私は
もう読み解くことを途中で断念したので
エストレーリャの可愛さにひたすら癒されていました(笑)。