エル・スールのながたにえんのレビュー・感想・評価

北らしい静かな雰囲気というか。
"私は父を何もわかっていなかった"
父についてなに１つ、はっきりした答えが示されることなく終わるのだけど、家族同士でも知らない面はありそう。
父親としてはもちろん、でもどこか父を恋人のようにみていて、気にかけてほしそうな娘ちゃんの気持ち。いろんな解釈ができる作品だと思われる。

回想の中でいろんな対比や脈みたいなものがあって、それらを丁寧に汲み取ろうと、シンとした気持ちで鑑賞できました。