kabaya

エル・スールのkabayaのネタバレレビュー・内容・結末

エル・スール(1982年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

2020/9
パパと踊るシーン、やばすぎて泣いた。
発砲〜心の呟きの時点で、わぁぁってなったのに、そこで踊りがきたらもうダメだ泣くよ

ラヴェルの好きな曲がこんなに上手に扱われてるだけでも最高な気持ち。
光、影、犬、目線、台詞どれもこれも…。
翻訳監修、野谷さん…泣

2024/2
リバイバル上映。冒頭から素晴らしい。
そこにいるもの、いないもの、いるのかいないのか分からないもの。思えばミツバチのささやきから、呼びかける映画を作ってる気がする。
家の外にいなくなるのではなく、家のどこかに隠れてしまう少女=憑在のような状態となるものの、父親にだけ見つかる。でも父親は、光=存在する側へと娘を迎えにきてくれなかった。いなくなってしまいそうなことを、突きつけられただけ。
このいる/いないの狭間を光と闇で表してるのが最高だと思う。
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