エル・スールの作品情報・感想・評価

「エル・スール」に投稿された感想・評価

濃い。
何度見ても擦りきれない。
たぶん。
OYU

OYUの感想・評価

4.0
影の撮り方がすごく綺麗で、絵画のようだったのが印象的でした。この映画はナレーション、一人語りが多い気がします。また、終わり方が中途半端な気がして調べてみたら、本当は後半があっただとか、納得しました。
家族関係での心のつっかえとか葛藤、いざこざ。家族というのは長い間を共に過ごすため、時間の流れと不可分なこともあり、とにかくエモい。特に世界に失望していない幼少期の記憶を巡るというのは最高。エモい映画には弱い。
Arno

Arnoの感想・評価

3.7
南が父にとって表す意味とは。嫌悪感と憧れの感情、最後娘が見つけた南、映像美に魅せられた😌
2018.7.11 DVD

このレビューはネタバレを含みます

[珠玉のような映像で見せていく]

  素晴らしかった。暗闇からフッと現れる珠玉のような全編に渡る映像が本当に美しかった。

 しかし、終盤、オメロ・アントヌッティの父が突然自殺してしまう。その苦悩は、実父との葛藤もあるし、父子で敵味方に分かれてしまったスペインの内戦に深く根ざしている。

 そして、好奇心旺盛な8歳レストレイリャと多感な15歳のレストレイリャを情緒豊かに描いている。しかも、父の苦悩と関わり、理解しようとするが、ほとんど詳細な説明がなされず、映像で見せていく。彼女を演じた二人の俳優も素晴らしい。

 過去にシネヴィヴァン六本木で観た時はどうだったかおぼろげだが、今回観ても本当に素晴らしかった。

 ビクトル・エリセの「ミツバチのささやき」の夫婦のすれ違いに象徴される内戦の傷跡を表わした背景にも通じる。(2015.8.23)
umi

umiの感想・評価

5.0

やっぱりエリセの映画は美しくて、ただ観てるだけで泣いてしまう。美の定義は人それぞれ違うけれど、彼の場合は子供の頃の記憶に根差しているから私の琴線に触れるのだと思う。

多分ほとんどの女の子は大人になるまで父親のことが好きだから、なんだか女として見られてよかったなと思う作品。象徴的な「南」の使い方、最高すぎる。詩的だけど多くのフランス映画みたいにポエム過ぎず、硬派な小説の方が近い感じ。だから好き。

DVDに付いていた解説、日本のに付いているのか分からないので冒頭にあったエリセの言葉をメモとして訳しておく。

「映画を作ることは、ある対象にもう一枚の皮膚を被せるように結びつく。私たちの記憶の根本にある物語——主に子供の影や一度体験した青春は、過去ではなく今ここに存在している」
鈴渚

鈴渚の感想・評価

3.7
序盤エストレリャに寄り添っていた語りは、映画館のシークエンスをきっかけに、父アグスティンの語りも加わる。これにより彼女が知らない彼の苦悩を我々は知ることになる。
aron

aronの感想・評価

1.0
評価が高かったんで観てみたが、
僕には全然合わなかった・・・・。
自分で選んで観たんだが、
観た時間を返してほしい。
最後のレストランのシーンで父親の弱さを受け入れようと思った私は甘いんかもっておもった。
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