さよなら僕のマクガフィンたち

崖のさよなら僕のマクガフィンたちのネタバレレビュー・内容・結末

(1955年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

アウグストが騙し取った金を隠した意図はある程度オープンになっているが、前後の文脈から考えて、やはり被害者家族特に小児麻痺を患った娘への贖罪というか罪の意識だろう。自分の娘と重ねたのだ。
悪い奴には天罰が落ちるという話だが、こんなにも貧しい農家の信仰心につけ込むなんて、もっと酷い天罰を期待してしまった。

最後、文字通りアウグストは崖を最後までは登り切ることができない。