まー

担え銃/チャップリンの兵隊さんのまーのレビュー・感想・評価

3.3
担え銃(になえつつ)
チャップリンの兵隊さん
どちらも今作のタイトルです。
タイトルがチャップリン直筆で書かれる出だしが古くもあるけど何か新鮮。
当時チャップリンの偽作が多く出回ったことに対する配慮らしいです。
ちなみにチャップリンは左利きだけどタイトルで書いてるのは右手書き。

戦争映画なのに死者は出ておらず、争いらしき争いも描かれてない辺り、チャップリン自身の反戦の表れなのか、全てがコミカルに描かれています。

何か観ていて懐かしい感じがすると思い、考えてみると、今作を観てるとドリフのコントを思い出す。

勿論ドリフが影響を受けたんだろうけど、この様な喜劇を100年前に考えてるセンスに脱帽する。

因みに今作は興行的には成功してるらしいけど、本人は気に入ってなかったらしい。
昔の作品はそうゆう背景も調べてみるとまたバックストーリーが分かり面白さが増す。
まー

まー