なるき

ブルーノのなるきのレビュー・感想・評価

ブルーノ(2009年製作の映画)
3.4
やりやがったなオラァ!!!

問題作しかないのに、今やレミゼやアリスに出て実力派みたいな感じになってるバカ、サシャ・バロン・コーエンによるオカマモデルを一生バカにこき下ろした問題作(もちろん)

オカマゆえの個性を大事にしすぎる性格のため大失敗を犯し、自分のキャリアを棒に振ったブルーノが一世一代の大逆転を目指す!

が、そりゃあそんな綺麗なサクセスストーリーにはならず七転八倒の問題シーンの連続!

果ては、成功してるやつ、例えばトムクルーズやジョントラボルタってゲイじゃないじゃん!!!それに見習おう!!!とか言って、頑張ってゲイ脱却を狙う!

その行程が下ネタスーパー全開の超ヒドイったらありゃしない。

クライマックスは自分はオカマのままでいいんだ!と感動的なハズなのによ!超ヒドイ!これは見て。
サシャ・バロン・コーエンの特徴として、ラスト大事なことに気づくとき、主人公にとってはものすごく感動的でロマンチックなのに、客観的に観たら超変態じゃねえか演出がヒドくて面白いよね。

とにかくヒドくて最高でした。
なるき

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