片腕マシンボーイ

キャッツ&ドッグスの片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

キャッツ&ドッグス(2001年製作の映画)
3.6
ワンコロとニャンコロが覇権を賭けて大激突!わんにゃん!わんにゃん!やったー!

最良の友として有史以前から長年人類に付き添ってきたワンコロ、古代エジプト時代には人類を支配していたニャンコロ
再び世界をニャンコロの支配下におこうと立ち上がった悪いニャンコロに立ち向かうべくエージェントワンコロ達が立ち上がる!
そのミッションとは…ワンコロアレルギーを完治させる薬の開発を今にも完成させる博士の家にペットとして潜入し、悪いニャンコロの手から博士を護るのだ!
しかし、手違いがおこり、送り込まれたのはなんとエージェントとしてはズブの素人なビーグルの仔犬だったのだ!って話

ひゃー!ワンコロがエージェントとか!ひゃー!
まぁな、マシンボーイが大好きな柴は出てこなくて残念やったが、それでも大満足なエージェントワンコロ達の大活躍!特に主人公のビーグルの仔犬の可愛らしさと、上官のアナトリアンシェパードのカッコ良さは最高なんで、ワンコロ好きは是非観ると良いわぁ!ぺろぺろ

んじゃニャンコロ派の私はどうなん?って…、そうなぁ、確かにニャンコロは悪役やが、もちろんニャンコロ好きも満足出来る作品やったと思うで!悪役だからといって見てられんような酷い描き方はされていないし、マシンボーイ的にはボスの側近のブサカワ系のニャンコロが好きやったかなぁ!一応側近なんやがめちゃ悪口言うし仲悪いん可愛かった

ただな、ワンニャンに比べてまぢ人間が愛せなくてな、まぢ人間のために命を賭して戦ってくれているワンコロ達に合わせる顔が無いんよ…スンスン
まぁな!ジェフ・ゴールドブラム博士はな!自らがワンコロにアレルギーあるんがまぢ悔しくて、ワンコロアレルギーを完治させる薬をつくってやる!って頼もしい男でしてね!実はマシンボーイもワンコロ大好きワンコロアレルギー持ちとしてはね、ジェフ・ゴールドブラム博士の薬是非とも打ちたいんやが!なったが……蝿人間なったりしないよね?ね?ね?

ただ本作の人間側の主人公である博士の息子は悪い子ではないんやが、ビーグルの仔犬に対して人間の子供はなんでこんなに醜いんや…つって絶望したしやな
最悪なんは博士の嫁、すなわち主人公の少年の母親な!飼っていたワンコロ(ジャーマン・シェパード)が謎の失踪をしてからたかが1ヶ月、その生存を信じて待つ息子に新しいワンコロを買ってきて、ほらほら新しい仔犬よ可愛いでしょ前の犬は諦めなさ〜い…とかまぢサイコパスやん!こんな糞みたいな人間はワンコロ達に護られる価値はあるんか?絶対に無い!
まぁな、息子はな、そんな仔犬なんか知らんもん!つって、まぁな仔犬には悪いんやがジャーマンくんの事を想っているからな、はぁ…顔はブスやが心は美しいようやな、母親の悪いとこを受け継いでいなくてホッとしたぞぉ、なりましたよなぁ!

あとな、恐ろしい人間と言えばニャンコロのボスの世話を焼くメイドのババアな…
まぢ悪役とはいえラストのボス猫の絶望的な状況にはマシンボーイもワナワナ震えた、恐ろしすぎるわ…、マシンボーイ的にはゴールド・エクスペリエンス・レクイエムをくらったディアボロの末路に匹敵する恐ろしい罰やったと思うわぁ…スンスン

そうな、そんな人間には絶望的な気持ちになっちゃう恐ろしい作品でしたが、やっぱりワンニャンの可愛さには癒されてプラマイゼロ…気持ちワンコロバンザイ!な作品やったんでね!続編も楽しみ〜、もっと好きなタイプのワンコロ増えたら良いなぁ!ぺろぺろ