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さくらももこワールド ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

4.0
学校で「めんこい仔馬」という歌を習ったまる子ことさくらももこは、それを図工の時間の絵のテーマにするがどのように描いたらいいか分からなかった。
ある日、静岡の祖母の家近くで似顔絵描きのお姉さんのしょう子に出会い、「めんこい仔馬」は、実は戦争で馬と少年が別れなければならない悲しい歌なのだと3番の歌詞まで教えてもらう。まる子は少年の気持ち、いつまでも忘れないよという心を描く。
絵が賞をとった事をお姉さんに知らせようと訪ねると、お姉さんにその歌詞を教えたボーイフレンド修一が、田舎に帰って牧場をするので一緒に来て欲しいとプロポーズしていた。
絵を描きたいから行けないと断るお姉さんに絵はどこでも描けると諭すおませなまる子。そして結婚式の日、そっと学校を抜け出し、絶対忘れないからねと叫ぶのだった。
しばらくしてお姉さんの絵が掲載された本が届く。それはまる子が、にわとり小屋の掃除と引き換えに手に入れたばかりの宝物の本と同じものだった。
さくらももこ原作の同名の人気漫画の2度目の映画化。

さくらももこが、脚本なだけに、ストーリーの合間に笠置シズゴの「買い物ブギ」などのユルい摩訶不思議なミュージカルが挟まるなどユニークな展開の中に、まるちゃんと絵描きのお姉さんのしょう子の友情が軸にあって、ほっこりするアニメ映画。
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