マーニーの作品情報・感想・評価

「マーニー」に投稿された感想・評価

1985年12月15日、歌舞伎町シネマ2で鑑賞。(前売券、1200円) 

この映画を観に行った劇場では「マーニー」という現在一般的に呼ばれるタイトルではなく、「マーニー・赤い恐怖」として劇場公開されていた。 
「白い恐怖」とかけたのだろうか? 

さて、この作品は、ティッピー・ヘドレンの作品と言っても良い映画となっている。 
ティッピー・ヘドレン演じるヒロイン=マーニーは、赤色に異常な拒否反応を示す。人がカメラのフラッシュを直接見ると直後に視界が赤く見える画像効果をこの作品でも使用している。(以前、「裏窓」のクライマックス・シーンで使用されたあの効果である。)

ただ、この映画、ヒッチコック後期の作品であり、ヒッチコックのスランプ期と言って良いのかは分からないが、本作・「引き裂かれたカーテン」・「トパーズ」と(ヒッチコックにしては)イマイチ作品群の1本。
初)ショーン・コネリーが苦手なので観ずにいました。やはりダメでした。やっぱりハッピーエンドなのか・・・って感じです。ヒーロー役はやはりスターが演じてハッピーエンド・・・苦手なパターンでした。
pier

pierの感想・評価

3.8
『白い恐怖』ならぬ『赤い恐怖』。
ショーン・コネリーの存在がミスマッチな気もするけど、それはそれで良かったです。
ミク

ミクの感想・評価

4.8

このレビューはネタバレを含みます

どうして赤色に怯えるのか、なぜノックの音を聞くとうなされるのか、なぜ男性恐怖症なのか、最後まで引き込まれました!!ミステリアスな主人公マーニーに惚れてしまったマークは決してつき離さず、とことん付き合って気持ちを引き出す努力はなかなか出来ることじゃない!好奇心や好きという感情に素直だからこそできたんだろうと思う。

彼に対して好きという気持ちはあるけど、拒絶してしまう女性の苦しさや、彼に出会うまでは我慢して男性と付き合っていたという辛さは他人事と思えず、理解してくれようとするマークの存在はだいぶん強引ではあるけれど、貴重だなと思った。

ハネムーンの船旅の時にすぐに性的関係を求めるのではなく、色々な会話をしているシーンが印象的だった。ゆっくり深く関係性を築くのは素晴らしいなーと思う。

貧困と売春、泥棒の因果関係や、幼い頃に傷を負ってしまった時の親子関係の修繕の難しさなど社会問題も含まれていて興味深かった!

最後の母の悲しい孤独な涙はすごく心が痛かったなー。馬が骨折したからといって殺しちゃうのは悲しかった!
3回目の鑑賞です。すばらしい映画です。映画を見る喜びをいっぱい浴びせてくれる。黒髪の女が黄色いハンドバッグを持って駅のホームを歩いて遠ざかって行く冒頭のショット。ただそれだけで、まだ何にも起こってないのに、なんだ?なんだ?と一気に興味ひかれるこの不思議。注目を惹き付けるのが天才の技ですわ。主人公のマーニーは面接受けて企業に雇われては、ちょこっと働いたあとそこの金庫から金を盗んで逃亡を繰り返す謎の美女。そんなマーニーの実態を知るにおよび、心ひかれ、知らぬふりして自分の会社に雇い、わざと金を盗ませて、彼女を捕獲するマーク。彼は、手なづけるのが難しい動物を調教し、おとなしく従わせるのが大好きな、動物学者でもあるのだ。彼にとってマーニーは格好のターゲットだった。過去の盗みの罪を白状させ、それをダシにマーニーを無理矢理自分と結婚させ、自分の世界から出さないようにして、少しずつ調教しようとするのだが、だんだんとマーニーが精神を病んでいること、そして、それが彼女の不遇の過去となんらかの関係があることが明らかになっていく…という話。ひとつひとつのショットがほんとに驚異的な巧みさで、人や物の物理的位置関係のみならず、人物の関係や思惑などなどまで、言葉による説明なく一瞬で分からせるとことか、大枠の状況説明のワンショットがゆーーーっくりズームインしていって一気にサスペンスの渦中へ巻き込むとことか、もう神技としか言いようがない。特にスゴイのは、やっぱりかの有名な、マーニーがマークの会社で働いてる様子を見せる日常シーンと、実際の金庫破りのシーンかなー。あと、マークの義理の妹が出てくるシーンもいい! この女のビッチーなキャラが、とりわけヒッチコックらしい演出にピッタリな気がする。あとマーニーの悲惨なおかんも良い味出しまくり。個人的に主演のティッピヘドレンあんま好きじゃないんやけど、お相手のショーンコネリーはとにかくスゴイ! キャラ設定的にちょっといろいろ盛りすぎて無理があるところを、まったく違和感なくスマートに見せてるのは、ショーンコネリーの驚異的な魅力あってのものだろう。男的・獣的なセックスの象徴みたいな見た目なのに、どこまでもジェントルマン、その実、中身は調教師。エロ過ぎるやろそれは。終盤は、心をかき乱す圧倒的な心理ドラマを、サスペンスフルに描くヒッチコックの手腕が大炸裂! まさか、ヒッチコックの映画で涙が出そうになるほど感動するとは…。シビれた! ヒッチ作品のなかではあまり人気のない一作のようだが、断固擁護派です。ティッピヘドレンの盗癖心理ドラマとして見るより、ショーンコネリーの調教映画として見た方が面白いかもしれません。調教されたい方は、是非、見るべきです。
riekon

riekonの感想・評価

3.0
ハラハラドキドキする作品なのかと思って観ていたのでちょっと物足りなさはありましたが最後まで楽しく鑑賞しました。
過去の事を抱えていて上手く生きられないマーニーを強引(かなり!?)ながらも守ってくれるマークが良いですね。
T.へドレンはとても綺麗でしたがS.コネリーはあんまりカッコ良く見えなかったなぁ。
XenaAyako

XenaAyakoの感想・評価

3.3
マーニーの小さい頃に受けたトラウマは記憶を取り戻すことによって治すことができるのだろうか?
盗み癖のあるマーニーに気づきながら雇い強引に結婚までしてしまう夫に理解できないところがあった。
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