「友情」とはまたどストレートな。
学生・中村勘三郎がダムの工事現場で出会った源さんa.k.a渥美清。明るくて話好きでたまに仕事をサボる(なんて言うと寅さんを思い出すけど、源さんは女にモテるらしい)。こんな友達欲しいなぁ。
ところがこんな笑顔の源さんにも、意外な過去があったりする。そんな展開。6年ぶりに自宅に帰った時の空気の重さよ。「悪い人じゃない。誰にでも好かれるけど、意志が弱い」。そうね、人が良すぎるということは、人を幸せにはできないということなのかもしれない。
源さん、私の中では寅さんと並ぶくらいの渥美清のハマり役なんじゃないかと思う。
それにつけても松坂慶子の美しさよ。