はさみのり

八月の濡れた砂のはさみのりのレビュー・感想・評価

八月の濡れた砂(1971年製作の映画)
3.1
もう9月に入ってしまったけど、8月に観たので書いとく📝
本作は昔観て面白くなくて途中離脱した記憶あり。

その時も今回も、何でチョイスしたのかは、石川セリの歌が好きだから。♪八月の濡れた砂♪は、切なく物哀しい歌詞にそのメロディがピッタリでセリの甘えた様な声も合ってる。。。

でも曲は世界観溢れるイントロ無しで、いきなり歌い出し、微妙に編集&カットもされてて残念だった😢

さて物語の内容は、というと、70年代初頭の退廃的な日々を過ごす男と女。男は常に女とヤル事しか考えてない。
当時の湘南の浜辺🏖

アニキ分が村野武範で今で言うクズ。その弟分は俳優は知らないけど、中川家のお兄ちゃん似の俳優さん。心根は優しいけど、いつまで経っても女をモノに出来ない💦(いや、中川家のお兄ちゃんの事違いますから😅)

藤田敏八監督といえば、この後「スローなブギにしてくれ」を筆頭に沢山作品を世に出した。その下地というか、日活ならではのシーンが満載で印象的。
テレサ野田という女優さんは沖縄系タレントのハシリかな⁉︎めちゃ可愛い😍

ええ〜、こんな内容やったんや、と途中離脱した後を鑑賞し、ほんま退廃的にもほどがあるやろ、と思いつつ、ラストは"死なば諸共"な行動だったのかな、と。
いや、ヤツは生還しそうなんだけど🤣

まぁ、クズ役村野武範もその後青春ドラマですっかり人気者先生になったし、イメージは払拭されたようだ😅


とりあえず、ハコスカは懐かしい🌟
小さい三角窓、可愛いしかない〜💓
バイクも昔はヘルメット要らなかったな〜🏍
(バイクは名前が分からずだけど、後ろに捕まってたわ〜✨)
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