健一

禁じられた遊びの健一のレビュー・感想・評価

禁じられた遊び(1952年製作の映画)
4.0
タイトルは なんとなく聞いたことがある。 劇中に何度も流れる悲しい音楽も何処かで聞いたことがある。

今まで どんな映画なのか全く知らなかった。
タイトルだけ聞くとちょっとエッチな作品なのかと思ったが、ジャケットには幼い女の子と男の子が写っているし。 まさか? いやいや違う! 勝手に妄想が広がる。
男は本当にバカだ!

戦時中の話だったのですね。それもとても切ない、観ていてかなり辛い作品です。

あんなに幼い女の子に今現在世界で起きている事なんて理解出来るはずがない! あくまで 幼い女の子が感じた戦争 として描いているのが本作の素晴らしいところ。

なので 何故こんな事するんだ と理解出来ない事も多々あるが、この時代に生きる子どもたちの精一杯の生きる証なのだ。

まぁそれを「禁じられた遊び」と言ってしまうのもどうかと思うが。

無邪気な子供達まで戦争は容赦なく巻き込んでしまう。本当に恐ろしいものだ。

ラストもなんとも言えない余韻を残す。

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健一

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