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アドレナリンの2049のレビュー・感想・評価

アドレナリン(2006年製作の映画)
3.8
作り手や役者達が「ギャハハハハ!!」と爆笑しながら作っているのが眼に浮かぶ弩級のアクションコメディー。

ジェイソン・ステイサム演じるシェヴ・チェリオスはメキシコ系マフィアのリッキーに、アドレナリンを出し続けないと1時間で死に至る毒を投与されてしまう。死ぬ前にリッキーをぶっ殺してやる!と街中を駆けずり回りアドレナリンを噴出させながらリッキーを探し回る。

アドレナリンを出すことで毒の効果を遅らせることが出来る。こんな設定をよく思いつくもんだ。マーク・ネヴェルダインとブライアン・テイラーは普段から荒唐無稽なアホみたいなことばかり妄想しているアホに違いない。(褒めてます)

アドレナリンを出すために突然他人に殴りかかったり、電気ショックを打ったり、公衆の面前でセックスしたりとにかくアホな展開がひたすら続く。途中病院に逃げ込み、エピネフリンを摂取するため大量に鼻スプレーを奪いひたすら鼻に噴射したりする。警察の目を誤魔化すために病院の院内着を着て変装するが何故かノーパン…ノーパンのままバイクに乗って疾走…

本当にくだらないのだが、下らなさすぎて笑えてしょうがない。やはり何事も突き抜けると凄いものが出来上がるんだなぁ。女の子にはオススメ出来ないけど男友達数人で観たらめちゃくちゃ盛り上がると思う。男っていくつになってもアホなことが大好きだから。

シェヴの彼女を演じるエイミー・スマートはとても可愛い。こんな可愛い役者がステイサムとの青姦を演じるんだから凄いなぁ。
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