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デリカテッセンのdrugmasterのレビュー・感想・評価

デリカテッセン(1991年製作の映画)
3.8
自分のアパートに住まわせた人を殺して解体して、人肉を売り捌くデリカッテセンのオーナーと、そのアパートに住む肉食の富裕層の奇人変人たちの話、と書くとホラー映画っぽいけど、ブラックなユーモアを含んだコント作品のコーラジュのようだな、と思った。
全体的に褪せた色合いの映像と、退廃的でレトロな景観(核戦争終了15年後のパリという設定とのギャップがまた良い)は、なんだか額縁に入れた絵画が動いているみたい。
下品でお馬鹿な表現も盛り込みつつしかし全体的にはお洒落にまとめてしまうあたり流石ジュネ作品と唸ってしまった。