デリカテッセンのネタバレレビュー・内容・結末

「デリカテッセン」に投稿されたネタバレ・内容・結末

ドミニクピノンのベッドの軋みを楽器みたいに確認するシーンの演技が面白かった。

平凡な日常に潜むサスペンスかと思いきや、急なスチームパンクが退屈さを払拭してくれる。
大事なものは一度きりじゃなく何度も登場させる。伏線回収される要素がてんこ盛り。
オーストラリア製ブーメランナイフ。洪水に興奮してペットを一斉に解き放つカエル爺。カオスな大人なんかお構いなしに はしゃぐ二人組みの悪ガキ。奴らがラストシーンに加わることでほっこり効果倍増。ベッドの点検シーンが妙にエロい。カニバルテナント集団vsベジタリアンレスキュー隊って設定が可笑しい。間違えて誘拐された女の縄を解いて唐突にキス、からの決め台詞。なにより、緊急時の水中でようやく果たすキス。
これがデビュー作なのはすごい。
肉屋さんの正体は人間の肉を売ってた…。肉屋の奥さん、最後よくやった!!ジュリー可愛いのにあのピエロ…IT見て以来ピエロ恐怖症やわ。水中のキスシーンはちょっと良かった。

545
面白い、けどストーリーの末尾はジェットコースター方式に流れてしまったようで残念。登場人物それぞれに与えられた要素がどれだけ映画に意味を与えるのかどうかが少し疑問。

けど間違いなく楽しめる。

メモ:自殺を試みる女性
カエルを飼う老人
間抜けな地下組織
テーマは何か
肉屋が求職者を募ってそれを捌いてはアパートの住民に売りつけ、住人もそれが人肉と承知のうえで買い求める。
そのアパートに管理人として雇われた元ピエロのルイゾンが、人肉として捌かれようとするまでが描かれている。

とまあ、食糧難に陥った近未来のパリでの、人肉食を題材としたディストピアもの。と聞けば、果てはホラーかサスペンスと思いがちだが、そんなことは全くない。
前半のほのぼの感と後半のドタバタカオスでハチャメチャ展開がコミカルに描かれていて、恐怖を覚えるどころかナンセンスなユーモアに舌を巻くほどである。
そして、トログロ団という反政府地下組織(?)が出てくることで急展開を迎え、気づけば手に汗握って作品世界に引きこれている。

布団叩きや工場の単純作業がベッドのお楽しみの軋み音につられて、いつのまにかセッションみたいになってるところや、ハワイアンのリズムに軋みを合わせるなど、これといった意味のない小ネタが意外に楽しい。
それでいて、いたずら兄弟の釣りとかオーストラリア土産のナイフ(ブーメラン)など、一見すると無意味なように見える他愛のないエピソードが後に活きてくる。
無意味なエピソードと思っていたことが後の布石となり、意味深な描写がただの小ネタだったりする。
今作はブラックでナンセンスなコメディーに目を奪われがちだけど、しっかり練り込まれ計算され尽くされた作りにこそ着目したい。

更には、近未来という設定でありながら、舞台背景や衣裳はレトロな雰囲気を醸し、作品の世界感を際立たせている。

設定、構成、展開、演出、美術、映像、キャラクター、etc…と、とにかくセンスの塊のような作品。

これは物凄くツボだった。監督のジャン・ピエール・ジュネの別の作品も見たくなった。
ジュリーかわいすぎ
ロストチルドレンといい女の子の趣味が良すぎる
あいかわらず装飾とか演出とかぜんぶかわいい…
住人それぞれに個性があってそれぞれ部屋も凝っててかわいくて
ストーリー自体は結構シリアスで怖いはずなのにそこにかわいさとおもしろさが奇妙に融合しててすごく良い
特典映像の監督解説をちょっと見るつもりが全部見てしまって
でもそれでプールのシーンとかふぁ~あっぱれ!ってところが多々あって映画つくるってすごいなぁとしみじみ
終始監督のハリウッド批判とかフランス映画としてのこだわりとか
この世界観をつくるのにどれだけ尽力してきたか垣間見れてよかった
サブカルおしゃれ感に溢れていますがストーリーはいたって普通というかあんまりよくわからなかった。きしむベッドを直すシーンは好きだけど、開けるときにまったく水圧のない水のたまった部屋とか寸前で戻ってくるブーメランとかはC級コメディ。もっとお前も屠殺しちゃうぜホラー系なのかと思ったよデリカテッセン(←このいいたくなるタイトルと豚のロゴは見事)。あと地下のやつらなに
ピエールの素朴な救世主感と、女の子のいじらしさ、死ねない自殺志願者、最後のわちゃわちゃ、素敵なキスシーン、あれま〜面白かった〜。
核戦争終了15年後のパリ郊外に、ポツンと残る精肉店兼アパート“デリカテッセン”。ここの住人は、いつも不気味な笑いを浮かべる親父を始め、肉食主義の曲者揃い。新聞に求人票を出して旅人を招き、彼らの肉を食していた。ある日、元ピエロのルイゾン(ドミニク・ピノン)が求人票を見てやってくる。店主の娘ジェリー(マリー=ロール・ドゥニャ)は荒廃した世の中でも良心を忘れない彼に恋をし、父親から守ろうと決心。彼女は地底人と呼ばれる菜食主義者たちに、トウモロコシの豆と引き替えに彼の救出を依頼する。ルイゾンとジュリーは店主らの狂気に追い詰められていく。  ダクトの中をカメラが這いずりまわるような撮影や奇妙でおしゃれなアパートの部屋など、映画を目で追うだけでも楽しめる作品。