「観るべきだよなぁ…」と思う反面「難しい映画なんだよなぁ…」と思っていたのでなかなか手が出なかった今作でしたが、ようやく初鑑賞致しました。
いやぁ、案の定ちんぷんかんぷんでした。でも50年前の作品とは思えない程に宇宙船や宇宙空間の描写がリアルでびっくりしました。
ちんぷんかんぷん過ぎたので２回目はオーディオコメンタリーで観たのですが宇宙船内のセットの緻密さや撮影があんなに大変だったなんて…数秒のシーンで１週間とか地獄ですよ！
またキューブリック監督は勝手にワンマン監督だと思ってましたが、色んな人の意見を取り入れて今作を作ったみたいでイメージがすっかり変わりました。努力の人だったんだなぁと思い知らされましたよ。
「今作は徹底して説明を排除し、わざと難解にした」と映画評論家の町山智浩さんが仰っていました。１回目、鑑賞したあと「なんて意地悪な作品だ！」と憤慨しましたが、２回目オーディオコメンタリーを聞きながら鑑賞したあとは「こんなに努力を重ねた作品なんだから俺も作品を知る努力をしないとな…」と反省しました。
今作が何回も観たくなる理由がわかりましたし(難解だけにね☆)、名作って言われる理由もなんとなくわかりました。←説得力なし
この映画体験をできることならIMAX とかで観たかったなぁ…( ´∀｀)
勝手にキャッチコピーをつけさせてもらうのなら"観た後少しだけ進化した気がする"ですかな！
