Yoko

2001年宇宙の旅のYokoのレビュー・感想・評価

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)
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2018/10/25
新宿IMAXにて。
劇場で鑑賞は初めてだったが、改めてこの作品の凄みを実感。
まず音圧に驚かされる。
『美しく青きドナウ』、今まで聞いた中で一番壮大なスケールを感じる。
画としてはインターミッション後の映像で目を見開く箇所が多かった。
特に、「赤」がとても綺麗でこんなにも美しかったのかという発見は予想だにしていなかった。
ボーマン船長が着る宇宙服の赤、HALの記憶端末が保管されている部屋の赤、HAL9000のレンズの赤、これらが特に印象強い。
HALのレンズも今回みたくドアップ真正面で捉えられると、その大きさのせいか太陽のように錯覚することがあり、自然と人工物という対立構造に共通めいた像が存在するようで不思議。
船長の眼球の虹彩もアップにも同じようなものを感じる。

トリップは言わずもがな。
序盤、紫色の光がやってくるシーンも良かったが、天の川というか光のヴェールのような「宇宙的なにか」の存在を色々と発見。
ただただ圧倒。

よう50年前にこれほどのモノを作り上げたなぁという嘆息。
ただぶっちゃけ第二部はちょっと退屈で5分くらい寝てた。
いつ・どこで、次は観ることになるのだろうか。
上映技術が進歩するたびにどんどん様変わりするのだろうね。
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