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式日-SHIKI-JITSU-のmizukiのネタバレレビュー・内容・結末

式日-SHIKI-JITSU-(2000年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

光、色彩、明朝体、駅、線路、ナレーション、独特な描写が完全に庵野さんでした。色彩はやっぱり寺田さんへのリスペクトが感じられました。なんだかよく分からないし、言葉では説明できないけど、本当はみんなわかってる。みんなの中にある言葉にできないような感覚や感情を映画にしてくれる数少ない作品。



「ねぇセックスって好き?」
「え?いや、それはまぁ男なら誰でも好きでしょ」
「監督は?」
「いや、監督的には好きも嫌いもね。嫌いではないかな。」
「へぇやっぱ好きなんだ」
「私は嫌い。だってさ、そんなことしたらさ、ただの男と女になっちゃう。みんなと同じになっちゃう。だから嫌い。大っ嫌い。」



「なんかさ、怖い時に捕まるところがあるってさ、なんかそれだけでいいよね。」



「だってこの2本ってね絶対交わることってないのね。だけど、二つで一つなのだから好き。」
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