漆原

悪魔のはらわたの漆原のレビュー・感想・評価

悪魔のはらわた(1973年製作の映画)
4.0
参った、素晴らしく面白い作品を見てしまった。ウド・キアー鑑賞目当てで借りた為に完全に油断していた。

美しい鼻や体など完璧なパーツを寄せ集めて美男美女を作り、より完璧な新人類を作り上げる研究をする「処女の生血」コンビことウド・キアー博士とアルノ・ジュエギング助手。ガッツリ師弟関係が有りつついっつも一緒に行動する2人が可愛い。助手の外出時コーデが可愛い。
悪趣味B級スプラッタと侮って見ると色んな意味で肩透かしを食らう。陰気臭さがなくコメディ要素が強い。脚本も演出もキチンとしていて飽きる間も無くラストまで進んでいく。
若きウドの妖しい美しさとオールバックと違和感の無いイカれ具合が最高、美形ばかり出ていて眼福。「処女の生血」とセットで鑑賞する事をお勧め。デジャブ体験が出来ます。
漆原

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