ブタブタ

ザ・コアのブタブタのレビュー・感想・評価

ザ・コア(2003年製作の映画)
3.0
『伊集院光の深夜の馬鹿力』で伊集院さんが紹介してたのを聞き見ました。
科学考証無視でハリウッド映画論的なもので映画を作ると正にこんな映画が出来るという見本みたいな映画。

聞きしに勝るトンデモ映画。
地球のマグマがなんちゃらでこのままだと地球がなんちゃらするのでいつもの様に核ミサイル打ち込めばOK(•ω<)✌なので巨大ミミズみたいな潜航マシンでマグマ目指すんですが、これがまた愉快痛快珍道中。

水晶がいっぱいある鍾乳洞みたいな場所に出て水晶がマシンに引っ掛かって動けない。←硬い岩盤の地中を掘り進めるスーパーマシンが??
外に出て引っ掛かった水晶をレーザーで切るんですがそのレーザー出す機械が酸素が無いとレーザーが出ない??
隊員がおもむろに自分の酸素ボンベのホースを外してその機械に繋ぐ!するとレーザーが出る!その間隊員は息止めて我慢!!
「どうしてここはマグマが無いんだ?」
と言うと上からマグマがポタポタ落ちてくる!
と言うドリフのコントみたいなシーンが続きます。
極めつけは高熱になったマシンの連結を切り離す為にレバー(笑)を引いて切り離す。
しかしそこは5000度の超高温。
防護服は2500度迄しか耐えられない。
つまり「片道分しかない、行って帰ることは出来ない」
5000÷2500=2だから2500度の防護服だと片道分しかない?????

そして防護服で5000度の超高温の中をマシンの開発者である博士が行くのですがこれはもう科学とかそんなレベルを超えた「気合い」「精神力」の世界。
昔のギャグマンガとかで驚いたりするとメガネにピシッとヒビが入る描写がありますが博士のメガネもピシッとヒビが入ります。

これら全てをお巫山戯でなく真剣にやってるからここまで可笑しいものが出来上がるんだと思います。
ブタブタ

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