恭介

ザ・コアの恭介のレビュー・感想・評価

ザ・コア(2003年製作の映画)
3.3
懐かしトンデモアクション映画⑥

いいですよね!こういう奇想天外で夢のある物語は( ̄▽ ̄)

宇宙はもう語り尽くされた!深海は製作に金がかかる!ならば誰も見た事のない地中に行こう!というシンプルかつストレートな発想が素晴らしい!

めっちゃ科学的な用語を駆使して、真実味を持たせようとしてくれている涙ぐましい脚本にも好感が持てる。
だがしかし!コチとらチンプンカンプンだ(笑)
けど、あぁーまぁ、うん、なんとな〜く分かったような気になれれば問題ない。奇想天外なお話に正確な科学考証なんて必要なしだから!(笑)

地球の中心、コアの活動がおかしくなると、磁場がどうとか、電磁波?電離層?ん?なんだっけ?太陽からの放射線?
あと、ペースメーカー付けてる人が死んじゃって、鳥が狂ってマトモに飛べなくなる
の?うん、全部信じよう!

で、コアの活動を正常に戻すには地中に潜り、核爆弾を打ち込む荒療治しかない、というアメリカならではの発想。
ならばどうやっていくのか?
それで登場するジェットモグラ!
いや、それはサンダーバードだ!
しかしそんな姿を想像してたら驚いた。
地中に行くのにドリルが付いてない?
どうやって地中を進むんだ?
このジェットモグラのデザインがちょっと残念だった。やっぱりドリルが・・
ってのはオッさんの無い物ねだりだと
諦めよう(笑)

じゃぁドリルなしでどうやって?
ご安心ください!機体の先端からビームを放出し、それが石も岩も土も・・・溶かす?いや分解する?ま、まぁそんなイメージで先にトンネルを作りながら進む感じ(笑)

さぁいざ、コアへ!
ここから先はアルマゲドンとかの地球崩壊の危機を救う精鋭達の活躍、の定説をなぞっていく安心安定の展開。

リーダーにトゥーフェイスなエッカート。サブパイロットにアカデミー女優のスワンク。いつも脇でキラリと光る存在感を発揮するスタンリー・トゥッチなど、地味に豪華で演技が達者な俳優さんばかりだ。

ディザスターCG描写も当時の技術ではかなり頑張ってたレベルだし、これだけ広い地球の観光名所ばかりピンポイントで襲う天変地異、というこれまたディザスタームービーあるあるを受け継いでいるのも、変に捻ってなくて安心安定(笑)

全部、安心安定って・・じゃぁ舞台を地中にしただけであとは一緒じゃないかーっ!って?

んな野暮な事は言いっこなしですよ
( ̄▽ ̄)(笑)
恭介

恭介