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キッズ・オールライトのkazu1961のレビュー・感想・評価

キッズ・オールライト(2010年製作の映画)
3.6
▪️Title : 「キッズ・オールライト」
Original Title :「The Kids Are All Right」
▪️Release Date:2011/04/29
▪️Production Country: アメリカ
🏆Main Awards : 第68回ゴールデングローブ賞 ミュージカル・コメディ部門 作品賞 主演女優賞
▪️Appreciation Record :2020-144 再鑑賞
▪️My Review
レズビアンの夫婦、その親子、精子提供者、色々な愛の形があって、家族がある。そんな中で普通ってなんだろう?そう問いかけている作品です。
本作は、ある風変わりな家族を通し、真の愛情や家族のあり方を見つめた人間ドラマです。長年共に暮らしてきた同性カップルの子どもたちが、自分たちの父親を捜し始めたことから起きる騒動をコミカルに描いています。
全体的な雰囲気は明るく描かれていますが、シリアスなシーンも多くあり、それぞれの立場でいろいろな感情が渦巻いて、家庭崩壊の危機にぶち当たりますが、それにたくましく向き合っていく姿は大変だけど、力強さを感じました。
本作、キャスティングが面白い。実力派女優のアネット・ベニングとジュリアン・ムーアがカップルにふんするほか、共演にはマーク・ラファロ、ミア・ワシコウスカら豪華な顔ぶれがそろっています。
物語は。。。
同じ父親を持つジョニ(ミア・ワシコウスカ)と弟レイザー(ジョシュ・ハッチャーソン)は、それぞれの母親と一緒に仲良く幸せに暮らしていました。そんなある日、自分たちの精子提供者ポール(マーク・ラファロ)の存在が気になり始めた姉弟は、2人で彼を訪ねます。そのことがそれぞれの母親ニック(アネット・ベニング)とジュールス(ジュリアン・ムーア)に知れたことから、家族の関係が。。。
やはり精子提供者にも父性は起きるのでしょうか。子供たちも父親に対してのように愛を感じるんでしょうか。。
そんなことを考えながら、色んな愛の形があることを考えさせられる作品です。

▪️Overview
アネット・ベニング、ジュリアン・ムーア、マーク・ラファロら豪華キャスト共演のファミリー群像劇。ニック(ベニング)とジュールス(ムーア)は結婚して、南カリフォルニアで暮らすレズビアンのカップル。彼女たちにはそれぞれ子供がいて、家族4人で暮らしているが、ジュールスの息子で弟のレイザーは、大学進学で家から出てしまう姉のジョニに頼み込み、自分たちの父親(人工授精の精子提供者)を一緒に探しだそうとするが……。共演にミア・ワシコウスカ、ジョシュ・ハッチャーソン。監督は「しあわせの法則」のリサ・チョロデンコ。(引用:映画.com)
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